武内 和久さんの声

まずはじめに、ボランティアリーダーという貴重な経験をさせていただいたことに、大会事務局の皆様へ改めて感謝申し上げます。

さて、応募するかどうかを迷っている方がいるならば、是非応募して欲しいです。
一般のボランティアよりも、もちろん責任は重くなりますが、その見返りは十分あると思います。

私はコース誘導班のセクションリーダーを任されました。コース誘導のボランティア経験はありましたが、リーダー経験はなく、不安しかありませんでした。
しかし、現地での研修やオンラインミーティングなど事務局の丁寧なサポートで不安は全て解消され当日を迎えることができました。

現地研修があると聞いたときは、漠然とした不安に襲われましたが、担当するセクションを事前に自分の目で確認できたことが不安を解消する大きな要因だったと感じています。

大会当日、100mileの選手がスタートするのを見届けた時は期待と不安が入り混じった選手とはまた違った感覚でした。
担当したゴール間近のセクションは今回から変更になった新しいコースを含んでおり、コースチェックをしている際は、「あと数時間もすれば選手がゴールを目指して最後の力を振り絞ってるのか」と感慨深いものがありました。

活動は翌日の朝から開始し、資機材の受取り、コースチェック、誘導看板を設置し、選手の到着を待ちました。
レースは順調に進み、選手が自分の担当したセクションにも次々とやってきました。夜の10時に次の担当者に業務を引継ぎ、業務終了となりました。

最後に、ボランティアリーダーは受付時に専用のビブスを渡され着用し活動します。最終日の表彰式後にビブスを返却した際に「終わった。」と安堵するとともに「来年もやりたい。」という感情が湧いてきました。

未来のボランティアリーダーのみなさん、あなたの知らない信越五岳トレイルランニングレースの魅力がそこにはあります。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。