長谷川 直之さんの声

ボランティア業務は大橋林道エイド班長としての活動でした。メンバーは総勢24名です。

大会を迎えるまではオンラインで事前打ち合わせ、現地で担当場所の確認、全てのエイドをまとめているリーダー、各部門の班長との打ち合わせもあり、大きな不安もなく大会開催を迎えました。

大橋林道エイドは2日目からの稼働だったため、まずは前半エイドや区間ボランティア班の手伝いでカラーコーンや矢印板などの準備サポートを行いました。

そうこうしていると100mileスタート時間まであと2時間。自分は走らないのにドキドキです。笑

あとはスタートを迎えるだけと思っていましたが、スタートギリギリまで準備は続きます。

風が強くなってきている、飛ばされないように紐で固定しよう。レース途中でランナーが気持ちよく走れるように大会の幟をもっと設置しよう。スタートのホイッスルが鳴る直前まで準備は続きました。愛される大会の裏には最後まで妥協しない運営側の心遣いを知ることができました。

スタートをしたら明日のエイド準備に向け早めに就寝。早朝エイドの荷物を詰め込みエイド到着したら先ずはエイドスタッフと最終の打ち合わせを行い、一位選手を迎え入れる準備が完了しました。

スタッフともドキドキしながら待っていると一位選手が近づいていることを知らせるカウベルの音。そこからは次々と選手が来るならで、かぶり水をかけたり、給水をしたり、「次のエイドまで11キロ、フィニッシュまで34キロ!いけるいける!!」と声が枯れるまで選手の背中を押し続けました。後半の苦しい状況にあるエイドですが、選手の目は輝いていてカッコよかったです。

最後の選手を見送った後にエイドを片付けフィニッシュ会場に向かい選手を応援しました。 ボランティアリーダーとして大会に参加し、走る側の視点から大会だけではなく、トレイルランニングの楽しさを広げる側の視点が持てるようになり私のトレイルランニング人生にとってターニングポイントとなりました。応募を検討していらっしゃる皆さん是非一緒に大会をトレイルランニングを盛り上げていきましょう!