菅原 充さんの声

昨年、信越五岳トレイルランニングレース2023のボランティアリーダーに応募し、コース誘導班のリーダーを任されました菅原です。
私の応募の理由は、トレイルランニングに関わる経験を選手・ペーサー・サポート以外の立場からも沢山積みたいと考え、その経験はより運営側に寄り添ったところでかつ、自ら考え行動するチャンスがあるところの方が、良くも悪くもいろいろな経験ができるのではという考えと、本レースに一昨年ペーサーとして参加した際、ボランティアの方々の応援やエイド、コースサーフェス等の整備の状態等、選手に楽しく安全に走ってもらいたいという気持ちを強く感じ、とても楽しく走ることができたので、その同じ感覚を他の人や仲間にも得て欲しいという思いから、ボランティアリーダーの活動に興味をもち応募に至りました。

私の担当はレース後半のコース誘導班のリーダーでした。事前に先輩リーダーより誘導ノウハウを丁寧に教えていただいていたため準備に不安はありませんでしたが、当日はTOP選手が大会想定通過タイムを超えるペースで走っているとの情報が入り、準備や誘導配置の開始時間等をリーダー判断とボランティアの方々のご協力により大慌てで準備をして選手通過直前に準備完了というバタバタ感があり、あっという間に時間が過ぎ、閉会式をむかえたという記憶が強く残っています。

今回リーダーを経験し、リーダーとして大変さを感じそうなことは、ほぼ初対面となるボランティアの方とのコミュニケーションかと思いました。
本レースの目的、石川弘樹さんの思いを理解し、ボランティアの皆さんが同じ方向を向いて活動できるようにフォロー、コミュニケーションエラーを起こさないようにすることが大変である反面やりがいがあるとも感じました。
またこの経験をチーム等へフィードバックすることで、チームメンバーがボランティアやリーダーに応募したり、選手以外の立場で本レースや他レースに関わって行き、それをまた知人や友人に伝えることでトレイルランニングに興味をもつ人が少しでも増えればと思っています。

私は今回の経験で信越五岳トレイルランニングレースがより身近により好きになりました。
引き続きボランティアリーダーや選手・ペーサー・サポート等、いろいろな形で関わりたいと思っています。
ボランティアリーダーに少しでも興味がある方、大変さもありますが得られる経験は大きいと思います。是非応募することをおすすめします!